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CompactTRIO

■ 更新履歴
2002/07/02 新規登録
2002/07/03 追加:悪い見本(4)

 今回紹介するのは、このコンパクトトリオ。
 下の写真中央に写っているアダプタだ。

全景

 このアダプタは、MMC/SDカード/メモリスティックをコンパクトフラッシュ(CF+)に変換するものだ。つまり CF+ スロットしか搭載していないデジカメやPDAで、左記のフラッシュメモリが読み書きできるようになる…ということだ。

 では、CompactTRIO を使用する時の悪い見本を紹介しよう…。

■ 悪い見本(1)

HandEra330 に搭載

 取り付けているPDAは、HandEra 社による Palm 互換機、HandEra 330 だ。

 HandEra 330 はCFとSD(MMC)カードのダブルスロット仕様なので、CompactTRIO を使用することで『ダブルSD』になる。
 …が、利点が思いつかない。

■ 悪い見本(2)

Jornada に搭載

 ヒューレットパッカード社の、ジョルナダ 568 に搭載した写真だ。

 せっかく薄いジョルナダにわざわざPCカードスロットアダプタ(?)を搭載し、その上で CompactTRIO を取り付けている。しかも、PCMCIA→CF の変換アダプタ付だ。
 これも『ダブルかよっ!』と、三村的ツッコミを期待する仕様である。

■ 悪い見本(3)

USBカードリーダに搭載

 Vics から発売されている RD5 USB Card Reader に搭載した写真だ。

 RD5 はなかなかの優れもので、CF+, SD/MMC, SmartMedia と複数のフラッシュメモリに対応している。
 なのになのに、あえて CompactTrio を搭載した例である。まぁ、メディア間のコピーには使えるだろう。

 が、それ以上でも以下でもない。(ヘンな言葉だ)

■ 悪い見本(4):(2002/07/03)

COOLPIX E5700 に搭載

 ニコンの最新デジカメ、COOLPIX 5700 に取り付けた写真だ。

 COOLPIX 5700 は記憶媒体として CF+ を採用している。そして MicroDrive(1GB) にも対応しているわけだが、そこにわざわざ SD/MMC を挿すあたりがたまらなくアホだ。
 当然スロットからはみ出し蓋が閉まらないどころかグリップできない状態となる。つまり、カメラの意味が無くなってしまう。


■ おまけ

 コンパクトフラッシュは、その名が広まる前に『スマート ピコ フラッシュ』と呼ばれていた記憶がある。実際、IBM PalmTop 110 にあるスロットはスマートピコ用だ。
 コンパクトフラッシュは SanDisk によって開発されたものだが、IBM の(?)スマートピコとはどういう関係なのだろう?
 ちなみに SanDisk が正解で、SunDisk は間違いだ。ご注意を…。

 ついでについでに電気街の休日は、

  • コンパクトフラッシュ Type-I をスマートピコ
  • コンパクトフラッシュ Type-II をCF+

 と呼ぶことを推奨している。(嘘

本日の発掘………失敗


2003/06/09:悩みつつ追記

 通常のメモリカードはCFだ。多分、スマートピコそのものだろう。

 問題はCF+とは…というところだ。マイクロドライブのようにTrue ATA(だっけ?)を実装しているものや、通信カード(各種I/Fも)のようにPCMCIAと同等以上の機能を持つものがCF+に該当するのではないだろうか。

 興味のある人は、各自で調べてみて欲しい。(ちゃんとした企画があるはずだ)

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