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ドネルサンド

 ここ秋葉原には多数の屋台が存在する。焼きそば、たこ焼き、クレープ…と、みなさんもご存じの屋台が多いのだが、中には聞いたこともないような屋台も存在するらしい。

 どうやら、TakとORi(発掘の部屋第2回より登場)はそんな屋台を見つけてしまったようだ。

屋台

 ゲーマーズの前に人集りがある。サイン会でもやっているのだろうか?
 通り道だし、ちょっと覗いてみよう。


 そこには屋台があった。『ドネルサンド』と書かれた店の中では、 中東系の外国人が包丁を裁いていた。

調理ing

 強大な肉の塊が回転しながらグリルされていく。
 店の人がそれを削ぎ落とすと、パンのような物に挟んでいく。

ORi:ドネルケバプじゃん!


ORi一口メモ

 ドネルケバブってのはトルコ語。ドネルは回転。ケバブはグリル料理っていう意味だよ。普通はグリルした羊肉や牛肉を野菜と一緒にパンに挟んだ料理の事を言うんだ。
 シシカバブって肉料理があるけど、あれも正しくはシシケバブなんだ。シシっていうのは串刺しって言う意味。つまりシシケバブは串焼き肉って意味なんだ。

 ドネルケバブはトルコだけじゃなくて中東の方では結構食べられてるんだぜ。アラビア風に言うとシャワルマ、ギリシャ風にいうとギュロス。
 日本では羊の肉を食べる習慣がなかったからあまり知られてないね。でもトルコ料理屋さんに行けばまずあるはずだし、こういう屋台も増えてるって話。そもそも、本場のトルコでもファーストフード感覚で食べられて…


 終わり無きウンチクはフェードアウトだ。


 早速注文する二人。店主は長い包丁を研ぎ巨大な肉を薄く切っていく。本来であればそのままパンに挟むのであるが、ここではいったんホットプレートで熱を通してからパンに挟む。
 一緒に挟む野菜はキャベツの千切りとトマト。それらにドレッシングをかけて完成。

ドネルサンドだ!

 うん、なかなか旨い。これで500円なら安いかな。
 好みでかけられるチリソースが良いが、ちょっと味が濃くて喉が渇く。
 肉を挟んだパンも、なかなか魅力的だ。


ORiの割り込み

 ちゃう! ピタサンドとかのピタだ。
 ピタって焼き上がりは円形なんだけど、それを半分に切ると中が空洞になってるんだ。そこに色々な物を挟んで食べるのが一般的。
 ピタと肉と野菜がピッタりマッチしてるから美味しいんだ。

 この屋台は、週末になると出店しているようだ。 …というわけで、皆様も是非試してみてはいかが?


2003/05/30:ひっそり追記

 現在、少なくとも3つのドネルケバブ店が存在する。興味があるなら、食べ比べても面白いだろう。

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