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コンパクトフラッシュ ベンチマーク

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2002/07/28 新規登録

 デジカメの進歩はすさまじいもので、ハイエンド機では500万画素は当たり前。1千万画素なんてのもあるらしい。

 解像度が上がって銀塩(所謂フィルムカメラ)に迫る…いや、追い越しているかもしれない画質だが、大きな問題が浮かび上がっている。その問題とは、巨大な記憶容量だ。

 インターネット(WWW?)で当たり前のように使われている JPEG だが、これは非圧縮ビットマップの画質を(ほとんど)損なわずに、容量を数分の1にしてしまう圧縮技だ。
 しかし500万画素ともなると、圧縮した状態で1MBを超えてしまう。

 さて1枚の写真が 1MB を超えると何が起きるか?問題点は2つある…

 1つ目は、大容量の記憶装置が必要になることだ。デジカメではさまざまなメディアが使われているが、容量で最も優位なのはコンパクトフラッシュだろう。何せ、数あるメディアの中でもっともデカイ。(といっても十分に小さい(^^;)
 フラッシュメモリ(半導体メモリの一種)ならば、数百 MB の物が手に入る。(1GB が既にあるけど15万円)
 同じコンパクトフラッシュでも、ハードディスク型ならば 1GB が手に入る。(ウワサによると 5GB を開発中?)

 そして、2つ目の問題点が記録速度だ。

 銀塩の場合はシャッターが開いている時間(数十分の1秒)で、写真がフィルムに記録される。フィルムは科学反応を応用しているものであることと、フィルム全体に絵を一気に保存していることが高速性を実現している。(実際には+フィルム送りの時間が掛かる)
 しかしデジカメの場合は違う。1MB を超えるデータを数ビット単位で書き込むのである。想像しただけで遅い。ここで秒単位の待ち時間が発生するのである。

 実は最近、フラッシュメモリ(主にコンパクトフラッシュ)の各メーカから、高速性を謳う商品が発売されている。それらのパッケージには、『当社比』だったり『M社に比べて…』みたいな文句が書かれている。
 そして、ユーザの間で評価が高いのが LEXAR 社プロ向け製品だ。
 256MB 以上の容量であれば24倍速だという。(1倍速=150KB/sec)

 問題は、これらのコンパクトフラッシュが本当に速いか…である。
 そこで電気街の休日では、各コンパクトフラッシュの実測を行ってみた。(あぁ、やっと本題だ…)

 使用したコンパクトフラッシュは、写真のとおり。

被験者

 左から、『LEXAR Professional Compact Flash 24x 256MB』,『Nikon EC-32CF 32MB』,『GREEN HOUSE GH-CF128MA 128MB』である。

 ちなみに SanDisk や Kodak の物も持っているが、面倒だったのでこの3枚しか測っていない。(^^;
 ちなみにちなみに、Nikon のコンパクトフラッシュには SunDisk って記録されていてパチもんっぽくて良い。(サンディスクは SanDisk だ!)

 まずは、HDBENCH を使って調べてみた。ThinkPad R30 に、PCMCIA 経由で接続して Read, Write, Copy をそれぞれ計測した。

計測結果(HDBENCH)

 なんと、ほぼ同じ結果になってしまった。というか、大枚を叩いて購入した LEXAR 24x は…なんじゃこりゃ!
 いかん、紳士は取り乱してはいけない。(現実逃避)

 次に、実際にデジカメを使って、記録時間を計測してみた。500万画素の『ニコン COOLPIX E5700』を使い、RAW データの記録時間をストップウォッチで計測した。

計測結果(RAW)

 ふふふ…、ホラね。大枚が無駄にならなくて良かった。(大汗

 この違いは多分、書き込み方式の違いによるものだろう。HDBENCH では実際のディスクアクセスを想定し、ランダムアクセスが多く含まれていると想像する。
 その点、デジカメの書き込みは至ってシーケンシャルだ。よって高速なコンパクトフラッシュは、シーケンシャルデータに最適化していると考えられる。

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